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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 投石 : [とうせき] 1. (n,vs) stone throwing ・ 投石機 : [とうせきき] 【名詞】 1. a catapult 2. sling ・ 石 : [こく, いし] 【名詞】 1. volume measure (approx. 180l, 5 bushels, 10 cub. ft.) ・ 機 : [き, はた] (n) loom
オナガーとはローマ帝国軍の攻城兵器である。名称は、この機械の射出動作がオナガー(オナゲル)という野生のロバのそれに似ることに由来する。この兵器はねじり力を利用したカタパルトの一種で、通常、撃ち出すための力はねじられたロープから供給される。オナガーは地面に設置された大型のフレームから成り、前端には堅牢な木製の直立したフレームが頑丈に固定されていた。直立したフレームを通して一本の軸が通り、この軸には一本の堅固な橫木がついていた。橫木の先端上側はスリングになっており、投射物を投げ放つのに用いられた。少数のオナガーは、古代の絵画で描写されたように、投射物を放つスリングの替わりとして、球状に成形されたバケットを用いた。 実際には、スポークや支持腕は、巻き上げ機で作動する縒られたロープや、他のスプリングからの張力によって押し下げられ、そして急速に解放された。荷重されたスリングは遠心力による加速を介して外方へ振られ、終端がスタッフ・スリングと同様に解放されると投射物が前方へ投げ放たれた。支持腕は緩衝用のパッドが付いた梁や床(とこ)で受け止められ、再びウィンチで巻き戻された。ローマ帝国のオナガーは城砦の包囲や攻略のとどめに主用された。これらはしばしば可燃性の物質でくるんだ巨大な石、岩を装備し、点火して用いた。 中世においては1200年ごろから記録があり、オナガーのより強力なバージョンが使用されたが、これらは投射体を保持するため、スリングの代わりに固定式の受け皿が用いられた。これは巨大な一発と対照的に、大量の小型投射物を投げることができた。この装置はしばしばマンゴネルと呼ばれたが、同じ名称が様々な型の攻城兵器に用いられた可能性がある。
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